らこ太の勝手に自己啓発!−一駅分の暇つぶし−

自分が学んだ小さなことを発信する短編ブログです

「ありがとう」を口にできる人間になろう

大切な人への感謝の言葉をきちんと口にしたいと感じた、と言うお話

 

最近、イチロー選手のインタビューなどをYoutubeで拝見することが多いです

 

選び取られる言葉一つ一つに野球の枠では収まらない、上向きの螺旋を登り続けようとする”人間イチロー”の魅力に取り憑かれております

 

そんな中2019年の引退会見の動画がアップされているので視聴していたところ、本当に素敵だな、と感じたので共有したく記事を書かせてもらいます


【全編】イチロー選手が引退会見「後悔などあろうはずがない」(2019年3月21日)

およそ1時間30におよぶ会見動画です。それでも一気に観てしまうほどの魅力がありました

 

この会見の中で、記者から妻への思いについて訊かれ、このように答えていました

 

「いやぁー。うん、頑張ってくれましたね。一番頑張ってくれたと思います。僕はアメリカで結局3089本のヒットを打ったわけですけど、妻はですね、妻はおよそ……僕、ゲーム前にホームの時にはおにぎりを食べるんですね。妻が握ってくれたおにぎりを球場に持っていって食べるわけですけれども。その数がですね、2800くらいだったんですよ。まぁ3000行きたかったみたいですね。そこは3000個握らせてあげたかったなと言う風に思います

 

妻もそうですけど、頑張ってくれました。僕はゆっくりするつもりないですけど、妻にはゆっくりしてほしいですね」

 

カッコ良すぎる

 

イチロー選手はよく自分を頑張っている、と思っていないと言うことを強調します

 

人よりも基準は厳しいと思っているけど、それでも全く頑張っているつもりはない。むしろ甘いと言う自己評価をしていることが多いように思います

 

そんな自分の頑張りを認めようとしないイチロー選手が妻の頑張りには即答で「頑張ってくれたと思います」と言う。認める。労う。シビれました

 

僕は男性なので男性目線で語りますと

 

親や配偶者に対する感謝ってなかなか普段伝えないし、日々の家事ってどこか「してもらって当たり前」って感覚ありませんか?

 

でも良く考えるとこの家事なくして僕が仕事という外の世界における戦いには絶対に立ち向かえないだろうなと思うんです

 

それをついつい忘れてしまう

 

このイチロー選手を同じ男性として見習い、早速僕は、

 

腹から声を出して「ありがとう」をきちんと言葉にする。どんな気分であっても

 

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と言う約束を立てました。腹から声を出してと言うのは、いつもボソボソ喋って聞き取りづらいと言われるので付けました…

 

まだ実行して3日目と日が浅いですが、今後も継続します

 

自分が頑張れている、自分が目標に向かって歩もうとする。その傍らには気付かないだけで必ず誰か1人は味方がいるんだと思います

 

父や、母、夫、妻、子ども。もしかすると友人かもしれないし、隣の家の人かもしれない。学生であれば先生や部活動のコーチかもしれませんね

 

そんな人に「ありがとう」をきちんと伝える。”悩む”のも支えがあってこそ思う存分”悩む”ことができるのではないかなと感じる漢イチローの言葉でした

 

ではまた!

らこ太