らこ太の勝手に自己啓発!−一駅分の暇つぶし−

自分が学んだ小さなことを発信する短編ブログです

リスクを背負って立つ者だけが分かる”境界線”

 俯瞰するのは大事だけど、最前線に飛び込むことも大事だ、というお話

 

皆さんは目の前にある選択肢を選び取るとき、いつも頭に浮かぶのは”成功したらこんな良いことがある”と言う事よりも”失敗したらどうしよう”と言うリスクへの恐れがより多く、そして大きく浮かびませんか?

 

今日、いつものように働いていると

 

「らこ太くん。”おかめはちもく”って知ってるかい」と言われた

 

”おかめはちもく”。確かに聞いたことはある響きだったので、

 

 

「おかめはちもく。言葉は聞いたことあるんですけどね」と答えたところ(お○め納豆が真っ先に頭に思い浮かんだのはナイショ)

 

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「おかめはちもくっていうのはね。囲碁の言葉で、打ち合ってる本人よりそばで見ている奴の方が最善の手がよくわかるって言葉なんだけどね」とのこと。

 

確かに

岡目八目とは

「岡目」は、脇から見る、第三者の立場で見ることを意味し、「傍目八目」とも書く。
他人の打っている囲碁を傍から見ている者は、対局者よりも八目も先の手が見えるという意から。
囲碁も将棋も打っている者同士は勝つことに必死だが、傍観者は局面の全体を見渡す余裕があるということから、当事者よりも局外にいて冷静に観察している人のほうが的確に判断できるということ。
その他、「八目」には、多くの数を表す「八」と「目」からなる「やつめ」が本来の形で、多くの目の意味とする説や、八目分得する手がわかるといった意味など諸説ある。

Wikipediaより抜粋

 

と書いてあった

 

その人曰く、「岡目八目も良いし、時には必要なことなんだけど、仕事においてはリスク背負って最前線で対峙するってことも絶対に必要」と言う。リスクや机上の空論をこねくり回して最前線に立とうとしない者が多いとも

 

自分に置き換えてもそうなのだが、何かを始めようと思ったときにまずすることといえば情報収集だなと

 

少し検索すればすぐにその手順が分かり、成功する秘訣や失敗談も赤裸々に語られており、同じ轍を踏まなくても良いような良い時代に生きている。それが僕を含めた現代に生きる人間の特権だ。インターネットがなかった時代にしか生きていなかった人からするとチートもいいところだと思う

 

そんなおかげで自分も頭でっかちだし、行動するまでに多くの時間を要しているのは確かだなと感じる。……もちろん時代や技術革新のせいで僕の行動の選択・実行まで時間が取られてしまってるじゃないか!と言う意味ではないですよ

 

そこは情報にアクセスして失敗しないようにしよう、と言う行動をまず選択する僕の責任

 

ただ、その人の口癖でもあり、僕も大いに共感&反省させられるのが

 

”リスクを背負って何か行動したからこそ「これ以上踏み込んではいけない」ラインがわかる”

 

失敗をすると何かと責められる世の中だったり、各々の職場や学校だったりかもしれません。しかし、命の危険やとんでもない不利益がないのであれば失敗することって必要な事で、失敗しないと人って気が付かないことがたくさんありますよね

 

頭で想定しているリスクと実際起きる損失って必ずしも=(イコール)じゃないし、むしろ頭で想定しているリスクの方が実際の損失より上回ってることの方が遥かに多いと思うんですよね

 

故に”杞憂”や”案ずるより産むが易し”と言う言葉があるのだとも思う

 

僕の場合、仕事ではないですが、日本株の個別株取引でこの言葉を実感しました。実際に飛び込んで被弾しないとわからない”境界線”がそこには確かにあります

 

岡目八目の言葉の意味は今日初めてちゃんと知ったわけですが

 

仕事ではその人がこれまでも示していたこの”姿勢”に感化されて、最近は今までの自分では取らなかったであろう”リスク”を少しずつ取ってみようと行動しているわけです

 

まだ失敗と言える失敗をしていないのでなんともいえないのですが、既に今まで自分が思ってた危険なラインの2、3歩くらいは内側に切り込んでます

 

失敗した時こそ「ここが弾丸飛び交う最前線か」とわかるのでしょう

 

皆さんの仕事の特徴や特色にもよってこのラインも微妙に近寄ったり離れたりするので毎回同じラインが危険、と言うわけではないと思います。僕の仕事もラインが大きく変動します。なのでこの見極めは難しいところでしょうか

 

皆さんの職場や学校で普段「これ以上はまずいな」ってラインがあると思うのですが、そこで”岡目八目”せず、実際に対局してみることも自分を知る第一歩になりうるのかな

 

なんてことを思った今日でした

 

ではまた!

らこ太