大きな単体の数字には「比較」&「割り算」で対抗
一つの数字だけ見せられたときは注意しよう、というお話
何か一つの数字を見せられるだけで「とても多い」「とても少ない」と判断しがちではないだろうか
この本にも書いてある実例
「世界では420万人の子供が1歳の誕生日を迎えるまでに命を落とす。子供の命を守ろう」
この文章を読んで「そんなに子供が死んでいるのか」と思いましたか?
実はこの420万人というのは2016年のデータで、1950年には実に1440万人の子供が1歳の誕生日を迎えるまでに命を落としていた
このように比較をすると半世紀近くの間に0歳の子供の死亡率が大幅に改善したことがわかる
420万人くらいなら死んでも大丈夫
と言っているのではない。0歳の子供の死亡率は確実に改善する方向へ向かっているということだ
このように人は大きな数字を見せられて惑わされることが多い
自分の実例を挙げると某社の個人年金の利率は年0.5%(積立6年目以降は年0.75%)
ちなみに他社のiDeCoの利率は1%でも元本保証ができるほどの商品がある
(iDeCoについてはこちらをご参照ください)
確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の概要やメリット・デメリットを税理士が解説!初心者が商品を選ぶときのおすすめも紹介!【年金崩壊に備える②】
こうして並べと前者がいかに危ない商品かわかりますよね。ちなみに僕は前者の契約をしてしまってます
いまいちピンとこない数字を見せられたら「比較」したり「割り算(割合)」することで良く見比べてみましょう
そうすることでわかることがたくさんあるみたいです!
何かの参考になれば幸いです
ではまた!
らこ太