生殺与奪の権を他人に握らせるな!鬼滅の刃に見る人格主義の主張
最近活字の本ばかり読んでいて、漫画を読むことがなかったので恥ずかしながら名前を知っているだけで全く内容も何も知りませんでした(^^;;
この動画、漫画・アニメの映像を全く紹介することなく魅力を伝える。圧巻でした!
さすがあっちゃんだなと感動すら覚えました
その後、たまたまアニメを視聴する機会もあり、現在第一、二話のみ視聴しました
動画で予習もバッチリだったのですんなり内容は入ってきてくれました
大正時代の日本
”鬼”と呼ばれる人の血肉を食らう生物がいて
主人公の少年一家が1人の妹を除いて殺される
妹の一人が傷口から鬼の血を浴びたことで鬼になってしまう
鬼だけど、唯一残された家族
この妹を鬼から人間に戻すことはできないのか?
妹のため、旅に出る
と言うのがあらすじです(合ってます?w)
そんな鬼から人を守る部隊がいて、その1人”冨岡 義勇”と言う男が鬼を連れている主人公のもとを訪れ
なぜ鬼を連れているのか
鬼は殺さなければいけない
と主人公から鬼と化した妹を奪い取り殺そうとする
そうはさせまいと説得する主人公
その手段として地面に這いつくばり、土下座をしながら殺さないでくれと懇願する主人公
その主人公に向かって”冨岡 義勇”が主人公向かって言い放った言葉が、多くの真理を含んだ力強く、魅力的な言葉だなと思い紹介したいと思います
生殺与奪の権を他人に握らせるな惨めったらしくうずくまるのはやめろそんなことが通用するならお前の家族は殺されていない奪うか、奪われるかの時に主導権を握れない弱者が妹を治す?仇を見つける?笑止千万弱者にはなんの権利も選択肢もないことごとく力で強者にねじ伏せられるのみ妹を治す方法は鬼なら知っているかもしれないだが、鬼どもがお前の意志や願いを尊重してくれると思うなよ当然俺もお前を尊重しないそれが現実だ鬼滅の刃 アニメ版 第一話より
いかがですか?
とても厳しい言葉ですが、他人の人生を生きる、他者に自分の運命を委ねると言う7つの習慣で言うところの”依存”状態になっている主人公に対して「主体的であれ」と諭す
主人公はこの相手に対してパワーやテクニックなど、全ての点で圧倒的に劣っており、いくら抵抗しようと勝てることはまずないです
そのためここで言う生殺与奪の権を他人に握らせるなと言うのは、それくらい実力をつけろと言う”能力”の話ではなく
自分の人生は自分で決めると言う”意志””姿勢”が問題なわけです
僕たちが生活していく上で能力的に絶対に敵わない相手というのは必ず存在します
上を見たらキリないですからね(^^;;
しかし、「自分の人生は自分でコントロールできる」という主体的な感覚が真に成功と言える人生を歩むための基本原則なのだな、とこの漫画からも学びました
大ヒット漫画に名言あり、ですね
もう原作はとっくの前に最終回を迎えているんですよね?(^^;;
とっても時代遅れな男ですが、社会現象を起こしたこの作品にのんびり触れてみたいと思います!
ではまた!
らこ太