らこ太の勝手に自己啓発!−一駅分の暇つぶし−

自分が学んだ小さなことを発信する短編ブログです

WinーWinには5つの側面がある

WinーWinの関係に至るためにはWinーWinについて詳しく知っておこう!というお話

 

前回のところで公的成功(自分と周囲を含めた人たちの幸福)のためには

 

WinーWin or No deal=あなたと私、お互いにとって良い選択をしましょう。どちらかが我慢したり、納得がいかないのであればこのやりとり自体をやめましょう

 

という選択肢があると記事にしました

 

rakotanojikokeihatu.hatenablog.jp

 

今日は公的成功を達成するためのWinーWinに至るために、5つの側面を紹介します

 

WinーWinの5つの側面

  1. 人格
  2. 人間関係
  3. 協定
  4. システム
  5. プロセス

なるべく端的にいきますね

1.人格

これをさらに細分化すると 誠実ー成熟ー豊かさマインド の3つで成り立ちます

 

WinーWinに至るために上辺だけのテクニックは通用しません

 

「お互いWinーWinでいきましょうよ」と口では言っても、明らかに寝首をかこうと「裏がある」状態だとすぐに相手にバレてしまいます

 

まずは第1〜第3の習慣を実践し、自分自身の価値観を把握した上で「言行一致する」ことが大切です。これが”誠実”

 

次に「勇気と思いやりのバランスを保つこと」

 

勇気とは自分の意見をはっきり伝えること

 

思いやりとは相手のパラダイムを把握しようと努め、相手の気持ちをきちんと汲もうとすること

 

このバランス感覚を保っている人が”成熟”した人

 

そして、限られた資源や成果を取り合うのではなく「お互いに分けあってもまだ十分にある」という気持ちを持つこと、これが”豊かさマインド”

 

具体的にいうなら

 

あなたと私で共同して大口の新規契約を取り付けました

 

これはあなた(もしくは私)の手柄です

ではなく、あなたと私のお手柄です

 

と人と分かち合う心を持つ

 

誠実ー成熟ー豊かさマインド

を持ち合わせた人格がWinーWinの土台に必要

 

これがないと結局WinーLoseやLoseーWinを行ったり来たりする羽目になり、公的成功は絵空事に・・・

 

2.人間関係

先ほど述べた確立された人格の上に次は相手との良好な人間関係を築いていきます

 

自分がWinーWinで行きたいと思っていても、相手はそう思っていないかもしれない

 

そうだとしても相手のそのような思いというのはWinーWinの関係を持ちたいと思っている私たち側が直接、影響を及ぼすことができることではないので

 

相手の話をよく聴き、相手を理解しようとする態度を示す中で

 

「この人なら信頼してもいいのかもしれない」と気づいてもらうことが大切です(くどい様ですが、テクニックではなく、真にWinーWinになりたいという思いや人格があってこそできることです)

 

それでも相手が変わらないならNo dealを選択しましょう

 

3.協定

WinーWinで行けそうであると判断すればここで約束を取り交わします

 

望む成果ーガイドライン(ルール、基準)ーリソース(資源、目標達成のためにどのくらいの人や予算を出せるのか)ーアカウンタビリティ(説明責任、結果を評価する基準や時期)ー評価の成果(達成度合いを確認)

 

の5つを具体的に相手と確認し、WinーWinの結果を目指し、手段は相手の自由意志に任せます

 

望む成果を含めた以下5つをきちんと決めたら相手に任せることが大切です

 

主体的、自主的に取り組むことが組織や個人に大きな成長をもたらすそうです

 

読者の皆様の職業はまちまちかもしれません

 

しかし想像して見てください

 

あなたが職場や部活動のメンバーとして新人だとして、何かをするたびに上司や先輩から「それでいいよ」「あぁ、それはそうじゃないのに」「これはもっとこうしたほうがいいんじゃないかな」とことあるごとに横やりを入れられて

 

「今度はこうやってみよう」「こういう工夫をするとより良い結果が出るんじゃないかな」と思えますか?

 

「もう全部指示してくれよ」「言われたことしかやらない様にしよう」と思いませんか?

 

だからこそ、最初の協定(ゴールや禁止事項、中間報告時期など)が共有できていれば後の手段は任せてもらえたほうがより良い結果を生み出すんです

 

4.システム

WinーWinがきちんと機能する様、前提となる教育や計画、予算、情報管理、給与体系などを決定

 

5.プロセス

3.協定のところで手段は任せると言いましたが、WinーWinに至ろうとするなら自ずと手段もWinーWinな手段になるそうです(詳しくは第5.6の習慣で説明、とのことだったのでまた後日・・・)

 

この5つの側面がWinーWinを現実のものとするんだそうです

 

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ビジネスっぽい例え話を多用していますけど、親子関係や友人関係でも同様です

 

書籍の中では著者が息子に自宅の庭の芝を管理を任せるために

「グリーンアンドクリーン(緑色で綺麗)」というゴールを共有し、様々な取り決めをして芝の管理を息子に任せていった、というエピソードが語られていました

 

 

長くなったので端的にまとめますと・・・

 

お互いが成功するためには

言行一致した誠実さがあり、勇気と思いやりのバランスが取れていて、手柄を独り占めしようとしない広い心が必要。

 

そして相手の話をよく聴き、相手を理解する中で良好な人間関係を築き上げたら、ルールづくりをして約束を交わし、お互いの成功のために一直線!

 

・・・伝わりました?

 

何にしてもまずは第1〜3の習慣を何度も繰り返して自分の内面が安定することがWin-Winの関係に至るための絶対条件だということがよくわかりました。

 

自分の成功と相手の成功を同時に達成しようと真剣に考えるなら、まずは自分が成功していなと不可能だ、ということです

 

 

 

ではまた!

らこ太

 

追伸

先日の記事で元メジャーリーがのイチロー選手について、よく知らないのに記事にしました。

 

rakotanojikokeihatu.hatenablog.jp

 

知らないのに言及するのは無責任だと思い、書籍を買ってみたのでこちらものんびり読み進めていきたいと思います!

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イチロー・インタビューズ 激闘の軌跡 2000-2019