正しい道を歩むための指針づくり
人生における成功を収めるためにはまずはリーダーシップが必要だ、とのこと
ここでのリーダーシップは、「パーソナル・リーダーシップ」と言い、自分自身に対するリーダーシップです
つまり自分を正しい目的地に導くために自分が何をするべきか、という概念ですね
目の前にある任せられた仕事を受けるかどうか、日頃、自分の時間に何に取り組むのか
「人脈に繋がる」「能力向上に繋がる」「お金になる」
など、行動を選択するとき、人は何かしらのメリットを感じて取り組みます
それは短期的には必要、メリット、と思ったかもしれない、
しかし、死という全人類共通のゴールを目前に控えたとき
「あの時、もっとこうしていればなぁ」「もっとこれをすればよかった」と後悔する選択もあるかと思います
ゴールを見据え、死に至った時、自分はどういう自分でありたかったか
これを明確にすると、そのゴールに至るためにこの目の前の仕事は受けるべきか、余暇の時間に何をするべきかが明らかとなり、何をせざるべきかがわかってくる
そのために必要なのが、自分自身を正しい方向へ導くパーソナル・リーダーシップです
普段に自分たちってほとんど目の前に溜まっていく仕事を順番にこなしているだけだなぁって思いませんか?
あれとあれをしなくちゃいけない。締め切りが迫ってる。ふー、終わった。よし、飲も。
みたいな。でもそれでは一向に前に進むことはなく、死の目前に後悔することが明白です
だから闇雲に進むんじゃなくて、どこ(目的地)に辿り着きたいのか、どの道(手段)を進むのかを決めておかないと
「ハワイ(人望溢れる自分)に行きたかった(なりたかった)のに、船に乗っ(報酬の多いほうばかりに目が眩んで)たらフランス(金欲まみれに)ついてました(なってました)」的な
(金欲まみれの例えにフランスを使ったことに一切他意はありません・・・)
僕の例えはわかりにくいので本文の中で引用されている文章を載せますね
効率良く生きているようで全然効果的ではないことについて
沈みゆくタイタニック号に椅子をきちんと並べるようなもの
完訳 7つの習慣 人格主義の回復 P164より
わかりやすーい。とってもわかりやすい。そういうことだそうです。こういう例えを言えるようになりたい・・・
だから、ゴール(死)をきちんと思い描く。これが成功のために必須だそうです
その指針になるのは「弔辞でなんて言われたいか」だそうですよ
例えば、お金はとっても大切です。多ければ、それだけやれることも増えるでしょう
でもお金のことばかりに囚われていたら
「らこ太さん。あなたはいっつもお金について大切なことを教えてくれましたね。札束いっぱいの財布を持ち歩いて。かっこ良かった。会うたびにもらう1万円札。ありがたかったなぁ」って言われてしまいますよね
違う、違う。俺が言われたいのはそんなことじゃない!と
このように弔辞を思い浮かべると仕事や家族に恋人、お金や能力向上。こうした周囲と自分との適切な距離感とか何を大切にして生きていくべきかが少しずつ見えてきそうですよね
これは簡単に答えが出るような問いではないかもしれません
でもこの手順を怠ると後悔するハメになるってことですね
何においても時間は有限です
その時間を何に使うのか、これはみんながそれぞれ考えたい大切な問題だなと思いました
ではまた!
らこ太